
あなたはビールを飲むときにおつまみを食べてますか?!
何も考えずにビールに合うものばかり食べていると、大腸がんのリスクが高くなります。
つまり、ビールが大腸がんのリスクファクターと言うわけです。
そこで今回は、お酒よく飲む方のために、大腸がんのリスクを回避しながら楽しく飲むコツとお酒と腸内細菌の関係についてまとめてみました。
いつまでも健康的にお酒を楽しめるカラダを維持していきましょう!
出典:vokka
ビールのおつまみは食物繊維を多く摂る
ビールを飲むとき、大腸がんのリスクを回避するのは食物繊維です。
ビールのおつまみには、肉類がよく合いますが、まず始めに焼肉との組合せを考えた方は要注意です。肉は脂肪が多いため、悪玉菌を増やして腸内腐敗を促してしまいます。
その証拠に、肉類消費量が世界最多のニュージーランドは、大腸がんの発生率が最も高いという調査結果があるそうです。
ビールが大腸がんのリスクファクターだとすれば、脂肪分の多い肉との組合せがリスクを高めていると言えます。
ビールを飲むときは、食物繊維を多く含む野菜やキノコ、海藻などを一緒に食べるように心がけてください。当然、焼肉を食べるときは、野菜も一緒に注文するようにしましょう!
おすすめおつまみ
枝豆
アルコールの代謝を促進させるビタミンB1や、肝臓の働きを助ける良質のたんぱく質が豊富に含まれているため、二日酔いを防いでくれます。
かつおのたたき
かつおは免疫力を高め、肝機能を助けるたんぱく質が豊富です。ビタミンB6やB12も含むため、疲労を回復し、肝臓の働きを助けてくれます。
もずく酢
ミネラルは栄養素をエネルギーにかえる働きがあり、不足すると疲れやすくなります。もずくは、ミネラルたっぷりで、疲労回復に効果的なクエン酸を含むお酢との相乗効果で疲労回復効果が倍増します。
きゅうりとわかめの酢の物
きゅうりには疲労回復に欠かせないビタミンやミネラルが豊富に含まれています。ビタミンにはアルコールの代謝を促す働きがあります。
あさりの酒蒸し
あさりは肝機能を強化するビタミンB12や、肝臓の働きを助けるタウリンが豊富に含まれています。さらに酒蒸しは油を使用しないのでヘルシーです。
肉じゃが
ビタミンCの豊富なじゃがいもと、たんぱく質やビタミンB1の豊富な豚肉が疲労回復を高めます。ただし、カロリーが高いので食べ過ぎには注意してください。
チーズ
チーズにはたんぱく質のほか、メチオニンが豊富に含まれています。メチオニンには肝臓の働きを助け、アルコールの分解を促すので二日酔いの予防に効果的です。また胃の粘膜を保護してくれる働きもあります。
大豆の五目煮
良質なたんぱく質で低カロリーな大豆は、肝臓の働きを助け、野菜と一緒に食べることで不足しがちなビタミンを補うことができます。
焼酎が腸の毒素を一掃してくれる
出典:ぐるなび
江戸時代には、消毒薬として用いられていたほど優れた抗菌力のある本格焼酎。
腸に入ると、その抗菌力でサルモネラ菌やブドウ球菌の増殖を抑えて、食中毒を予防してくれます。
焼酎は、甲類と乙類に分類されます。
健康効果が高いのは昔ながらの製法で作られている乙類です。
アルコール度が高いので、消化管を刺激しないように水割りやお湯割りにするといいです。お湯割りに梅干しや梅エキスを入れると、整腸効果が期待でき、緑茶や茶番でわ得れば、タンニンとの相乗効果で殺菌力がアップします。
やけ酒が悪玉菌を増殖させる
お酒との付き合い方は、飲みニケーションで免疫力アップ!でも書いた通り、一歩間違えると腸内環境を悪くする原因になります。
適量のアルコールはリラックス効果があり、楽しい時間を過ごせれば気分転換になります。しかし、やけ酒や人の悪口を言いながら飲むと反対にストレスが高まり、腸内環境のバランスが崩してしまう方が多いとのことです。
アルコールの代謝能力は個人差があり、その日の体調によっても変わります。
ほどよく楽しく飲む一般的な量としては、ビールなら大瓶2本、日本酒2合、ウィスキーがダブル2杯までとされているそうです。
ついつい飲みすぎてしまう方は、「酒と女は2合(号)まで!」と手に書いていきましょう!笑