腸内環境を活性化!善玉菌の大好物「オリゴ糖」

善玉菌を増やして腸内環境を活性化したい方には、「オリゴ糖」がおすすめです。

「オリゴ糖」は、ビフィズス菌のエサとなるため、善玉菌を大幅に増やしてくれます。
しかも、ウェルシュ菌などの悪玉菌には有用ではなく、オリゴ糖を摂り続けると悪玉菌の数が減っていきます。

ただし、オリゴ糖の種類によっては一度にたくさん摂りすぎると、一時的に便がゆるむことがあるので注意しましょう。

毎日摂り続けることで効果が上がる

Family of four having fun on tropical beach
出典:jonrpatrick

大腸菌などの多くの悪玉菌は、腸管から出る分泌物や大腸まで届いた食べ物かすなどをエサにして生き延びていますが、善玉菌は、乳酸菌や食物繊維、炭水化物、オリゴ糖が不足するとすぐに減少してしまいます。

そのため、善玉菌を増やし続けるには、意識的に善玉菌が好む栄養を毎日続けて摂ることが大切です。

オリゴ糖は熱にも強いので、シロップや顆粒タイプをキッチンに常備して、煮物などの料理の味付け、コーヒーや紅茶などの砂糖がわりに使うと毎日少しずつ摂ることができます。ヨーグルトに加えて食べれば、腸内環境にとって最強のコンビになります。

オリゴ糖は種類によって甘みが異なるので、自分に合ったものを探すことが大切です。

おもなオリゴ糖

※甘味度はしょ糖(グラニュー糖)を100とした場合の値

イソマルオリゴ糖
甘味料 30〜35
特 徴 味噌、しょう油などに含まれている。虫歯になりにくい性質をもつ。熱や酸に強く、ビフィズス菌の増殖を助け、防腐機能があるので食品の保存にも利用される。
ガラクトオリゴ糖
甘味料 20〜25
特 徴 乳糖液に麹カビを作用させて生成する。ビフィズス菌を増やしおなかの調子を整えたり、たんぱく質の消化吸収を助ける。
フラクトオリゴ糖
甘味料 30〜60
特 徴 タマネギ、ゴボウ、ハチミツなどに含まれている。人工的に生成されるもの。ビフィズス菌を増やし虫歯になりにくい性質をもつ。消化酵素に分解されにくいので、ダイエット甘味料として利用される。
乳菓オリゴ糖
甘味料 50〜70
特 徴 砂糖と乳糖に酵素を作用させて生成。加糖ヨーグルトの中でも微量だけ生成される。
大豆オリゴ糖
甘味料 70〜75
特 徴 大豆を原料とする、ガラクトオリゴ糖の一種。少量でビフィズス菌を増やすことができる。消化酵素に分解されにくいので、ダイエット甘味料として利用される。

オリゴ糖を含む食品を積極的に食べる

オリゴ糖は、ブドウ糖や果糖などの単糖類が2個から数個結びついた糖質の総称で、ビフィズス菌を増やすのに効果的な摂取量は1日5〜10グラムだそうです。

野菜など、さまざまな食品にも微量ずつ含まれているので、まんべんなく食べれば、おなかの調子を整えることができます。野菜ではゴボウやタマネギに比較的たくさん含まれていて、他には、きな粉やバナナにも含まれています。

食品に含まれるオリゴ糖

※可食部100グラムあたり

タマネギ
2.8グラム
ヤーコン
8.0グラム
ゴボウ
3.6グラム
ネギ
0.2グラム
ニンニク
1.0グラム
ライ麦
0.7グラム
バナナ
0.3グラム
枝豆
0.1グラム
きな粉
0.7グラム

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出典:http://adipex.phenobestin.com