
みなさんは、「硬水」の効能って知ってましたか?!
今や多くの人がコンビニやスーパーでミネラルウォーターを買う時代になりました。
私も仕事中は、毎日1〜2本のミネラルウォーターを買って飲んでいます。
あるとき、エビアンやコントレックス(硬水)が他のミネラルウォーター(軟水)より値段が高いことに気づきました。
「硬水」の方が、「軟水」より何か成分がいいのか?!
「軟水」より「硬水」が入手しづらいから値段が高いのか?!
など、そんなふとした疑問から、今回は「硬水」の効能について調べてみました。
驚くことに、「硬水」の効能は健康にとっていいことばかりだったんです。
これからミネラルウォーターを選ぶときは、是非「硬水」をおすすめします!
「硬水」と「軟水」
水には、「硬水」と「軟水」があります。
水1000mlに溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表した数値を「硬度」といい、硬度が120ミリグラム以上を硬水、それ以下を軟水と規定されています。
日本のほとんどが軟水で、ヨーロッパや北米には硬水が多く存在します。
水に含まれるカルシウムは、体内への吸収率がほぼ100%のため、軟水より硬水を日常的に飲むことで、動脈硬化、心臓病、心筋梗塞の予防になります。ただし、硬水のカルシウムは、刺激が強いので腎臓や胃が弱い方は軟水を飲むようにしてくださいね。
また、疲れやすい方や冷え症の方には、ペリエやウィルキンソンなどの炭酸水がおすすめです。
炭酸水は、疲労物質である乳酸を中和させる作用があります。また、肩こりも緩和してくれます。ただ、炭酸水は体を酸性にして新陳代謝を悪くするので、毎日飲むのは控えましょう。
「硬水」こそ不老のクスリ
腸内環境研究の第一人者である藤田鉱一郎先生は、硬水と長寿の関係を次のように分析されています。まさしく「硬水」は、不老のクスリとっても過言ではないと言えます。
私は世界の約70か国を訪れ、世界各地の飲料水について調査・研究してきました。その調査旅行で最も印象に残っているのが、ヒマラヤ山脈の高原地帯に暮らすフンザ族や、南米の奥深い高原地帯に暮らすビルカバンバ族でした。
そこには、なんと100歳を超える「百寿者」が大勢暮らしていたのです。私は、彼らの長寿の秘訣を知りたくて、さっそく聞き取り調査を始めました。すると、誰もが開口一番にあげたのが、「水」でした。驚くことに、彼らは長生きの秘訣が毎日飲んでいる水にあることを体験的に知っていたのです。
詳しく調べてみると、標高2000m以上の山から流れる谷川には、カルシウムやマグネシウム、鉄、銅、フッ素といったミネラル含有量の多い「硬度の高い水」だったのです。出典:絶好腸‼︎ストレス、こころの不調を解消する腸の鍛え方 藤田鉱一郎
就寝前と起床時はコップ1杯の水を!
それでは、水の摂り方テクニックをご紹介します。
それは、就寝前と起床時は、コップ1杯の水を飲むです。
人間は、寝ている間に体内から水分を出すため、朝方には血液がドロドロになっているそうです。脳梗塞が心筋梗塞が朝方に多いのはこのためのようです。そのため、寝る前の水は血液のドロドロを抑えてくれます。
そして、朝起きてから水を飲むと濃くなった血液が中和されます。さらに胃が刺激されるので食欲がわいてきます。
おすすめテクニックは、起床時にアルカリ性軟水をコップ1杯、日中は硬水を喉の渇きに応じて少しずつ飲み、就寝前は朝と同じ軟水をコップ1杯飲むという方法です。
是非、今日から試してみてください!